小玉ですが、味はぎゅっと凝縮されています！

【きたみらい地域は、日本一の玉ねぎ産地】
都道府県別の玉ねぎ生産量を見ると、北海道が全国1位で、日本全体の約60％以上を占めています。
その中でも、北海道最大の生産地「JAきたみらい」は、その生産量のおよそ40％を担っており、日本一の玉ねぎ産地とされています。
自然豊かで広大な畑で育てられた玉ねぎを、毎年約26万トン、全国各地に安定して出荷しています。

【集荷施設は国内最大規模】
2019年、北見市西相内地区に、国内最大級の玉ねぎ集出荷施設が完成しました。
隣接する冷蔵貯蔵庫と一体化し、選果・乾燥・貯蔵のすべての工程を担う一大拠点として機能しています。
この施設では、1日あたり約450トンの玉ねぎを選別する能力があり、例年8月頃から翌年6月頃まで出荷作業が行われます。
選果機にはブラシが備え付けられており、玉ねぎに付着した土を落とすと同時に表面を磨き上げます。
選果ラインでは、作業員の目と手によって腐敗やキズ、形状などが丁寧にチェックされます。
その後、選果ベルトによりサイズごとに自動で規格分けされ、箱詰めの前に再び人の目と手で最終確認が行われます。
このように、徹底した品質管理体制が整えられています。

【玉の締まりが良い、きたみらいの玉ねぎ】
JAきたみらいの地域は全国的にも日照時間が長く、降水量が少ないため、玉ねぎがたっぷりと太陽の光を浴びて育ちます。
黄銅色の薄皮の中には白い実が詰まっており、球の締まりが良いのが特長です。
生で食べるとやや辛みがありますが、加熱することで甘みが引き立ち、料理の美味しさを一層引き出します。

【農業分野で最高の栄誉「農林水産祭 天皇杯」を受賞】
きたみらい玉葱振興会(※）は、2021年に開催された「第60回農林水産祭」において、農業分野で最高の栄誉とされる「天皇杯」を受賞しました。
※JAきたみらいの設立に伴い、北見市をはじめとする各地域の玉葱振興会が統合して誕生した組織です。

地場産品類型：4 近隣の自治体で生産されたものと混じることが避けられないもの
類型該当理由：区域内の畑で栽培された玉ねぎを管轄するJA（構成市町：北見市、置戸町、訓子府町）の選果場で集荷しており、流通構造上混在が避けられないもの