鋼付技術で評価されている 道心斎正行が作る玄翁

ものづくりの街『三条市』、その原点である鍛治技術で造られた玄翁。
熟練の職人による手作業にて丁寧に全鍛造し造られていますので、鉄の組織が微細化し整い、非常に高い強度を持っています。

◆道心斎正行が評価されている技術である鋼付。
柔らかい鉄に硬い鋼を付ける技法で玄翁の叩く面に鋼をつけています。
鋼付の技法とかけ焼きという特殊な熱処理によって普及品よりも叩く面のみが硬く胴の部分は柔らかく仕上げているため、叩いた際に効率的にエネルギーを伝え使用者の手に伝わる打撃を和らげてくれます。
柄にもこだわりがあり、三条市下田（冬は雪が4m積り雪深い里山）の山桜を10月から12月に寒伐りします。
そこから日陰干しを1年半行います。
ようやく1本1本荒削りを行い、丁寧に鉋掛けをして作成した山桜の柄です。