生姜がキリッと味を締める

遠く江戸時代から始まる江戸時代に北前船文化が生んだ富山県の郷土料理、昆布締めです。
昆布は北海道の専門店にその時期のオススメを紹介いただきます。
ネタは毎朝3時に起き、5時の競り参加、その日の一番いいものを仕入れて仕込みます。

※その時期の納得のいくネタが入らなければ発送遅れますことご了承ください。

まずは、香り付け程度にそっと酢で昆布を湿らします。
そこから薬味として千切り生姜をまぶします。
上市産の新生姜は香りが強すぎるためネタを圧倒してしまいます。
なのであえて日にちが経ち少し落ちつたものを使っております。

鮮度を落とさないよう手早く4分弱で魚をおろし、昆布で包みます。
浅く締め、そこからマイナス50度の冷凍をかけ保存します。
召し上がる前に解凍されていくなかで、じわりと旨味がネタに入り込み旨味が増します。
解凍から2.3日おくとさらに昆布の旨味が入り込み、ねっとり、トロトロの熟成感が味わえます。

・オススメの食べ方
外側の昆布を皿代わりにしてそのまま醤油をかけて召し上がってください。
醤油の水分と昆布の旨味（とろとろが）が絶妙に混ざり最高です。
一度お試しください。

●つるぎ水産株式会社とは？
創業は1990年。
現在は事業を引き継ぎ3代目となっております。
当初は魚の卸からはじまり、ご要望があるときに仕出し弁当もおこなっておりました。
海からは若干遠いこともあり、それでも魚を食べたい方のため、という思いが心にあり商売を始めたと聞いております。
人手不足や大手のスーパーができて同業がへっていき、鮮魚専門のお店が上市には数えるほどしか残っておりません。
当店も何回もくじけるときはありました。
それでも地元のお客様がことあるごとに「やめないで、あんたン所がなくなってしまったら、私らどこで魚を買ったらいいん？」
と励ましの声をたくさん、たくさんいただくことでここまでなんとかやってこれました。
そんな暖かい人間がたくさんいる上市町に貢献したくふるさと納税に参加しました。
当店のお礼品を楽しみながらご協力、ご声援をよろしくお願いします。