葛は、葛根を葛粉として食用や葛根湯として貴重な薬にもなり、葛蔓が葛布になります。葛布の特産地として、掛川市が認識されたのは鎌倉時代と言われ、強さと美しさを兼ね備えた「葛布」が武士の乗馬袴地に用いられた。江戸時代に入り、東海道掛川宿の繁栄とともに栄え、広く世間に知られるようになりました。裃地(かみしもじ)や袴地(はかまじ)道中合羽として使用され、参勤交代の諸大名のお土産品として珍重されました。明治に入ってからは生活様式の急変により、襖地、壁紙として生産され、高級感が評判を呼び、日本家屋や海外でも好評を得ました。現在は、化学繊維が出回り、織元が2軒だけになっています。
また、日本各地にあり、葛の持つ旺盛な生長力や高い土壌適応性は樹林地や道路、鉄道、河川敷などのあらゆる場に繁茂し、景観や生態系を阻害しています。この葛を有効活用するために掛川の伝統工芸品である葛布として活用してみませんか。SDGsにつながる取組として、葛布織体験に参加してみませんか。

■注意事項/その他
【寄付お申し込み後の流れ】
1.一般社団法人中東遠タスクフォースセンターより申込書を送付いたします。
2.申込書の内容をご確認・ご記入いただき、一般社団法人中東遠タスクフォースセンターへ「郵送/メール/FAX」にてご返信ください。
3.ご返信いただいた申込書に基づき、お客様ご希望の方法(郵送/メール/FAX)にて「葛布織体験3時間コース　体験教室招待状」をお届けいたします。
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