四万十川沿いの大自然の中より地域の恵みをおすそわけ

四万十川の流域で採れたイタドリ茶と桑茶のセットです。
イタドリとはタデ科の多年生植物で、高知県内では春の山菜として広く知られ、そのまま生で食べると酸味が強いので、皮をはいであく抜きしてきんぴらのように炒めて食べたりします。
花言葉は「回復」「見かけによらない」。名前の由来は痛みを和らげてくれる効果もある植物として「痛み取り」から「イタドリ」の名がついたと言われています。
肝臓の働きを助けて体をデトックスし、利尿作用によって排出を促すと言われています。また、便秘や月経不順、膀胱炎の改善に効果を発揮してくれる漢方として昔から扱われてきました。高知県立大の研究で、イタドリの葉にはダイエット効果のあるポリフェノールの一種、ネオクロロゲン酸が他の野菜に比べ多く含まれていることがわかり、大川筋地域の女性の間ではじわじわとブームになってきています。
イタドリの葉だけを使用し、お茶の口あたりはあっさり、後味はさわやかな酸味が残ります。夏は冷やして飲むとすっきりとした味が楽しめます。

桑は大川筋では昔養蚕業が盛んな地域だった為、桑畑が点在しています。子ども達は桑の実を採っておやつ代わりにつまみ、大人たちは桑の葉をお茶にして飲んだりしてきました。食物繊維が豊富で、カルシウム、鉄分、亜鉛等も多く含まれています。糖の吸収を抑えたり、血圧調整作用や、便秘改善にも良いと言われています。

＜イタドリ茶・桑茶の淹れ方＞
・急須の場合…ティーバッグ１袋に対して500ｍｌ程度のお湯を注ぎ、５分待つ。
・やかんの場合…ティーバッグ１袋に対して１ℓ程度の水で沸騰するまで煮出す。
・ドリンクボトルの場合…ドリンクボトルにティーバッグ１袋を入れ、適温のお湯を注ぐ。または水を入れ一晩冷蔵庫で冷やしてお飲みください。