太陽をモチーフに「麻の葉紋」を精緻に描いた多様碗

深川製磁は1894年に設立された有田焼の窯元です。
商品は明治期より続く工房で職人の手により、ひとつひとつ丁寧に制作されています。

太陽は、「陽はまた昇り繰り返す」、又「その人が輝いていますように」との願いを込めた縁起の良い意匠として描かれてきました。

「陽光」は、この太陽をモチーフに「麻の葉紋」を精緻に描いた作品です。
麻の葉はすくすくと真っ直ぐに成長し、とても強く丈夫である為、古来より健やかな成長を願い、親が子に託す吉祥の紋様としても好んで描かれてきました。
また、邪気を払う力があるとされ、災いを防ぐお守りとしても用いられています。
さんさんと輝く太陽にゴールドの光の粒が軽やかに踊るモチーフは、精緻な工藝が見事にモダンに昇華した作品となっています。

西洋にはない手に持って馴染みが良い器、お料理に合わせ様々なシチュエーションで活躍する使い勝手の良い器です。

窯元：深川製磁
提供：深川製磁