うまみと甘みが強い、「吟米」シリーズ最高峰の日本酒

酒米の王者山田錦の高品質なものを産出するとされる、兵庫県三木市吉川町。
その吉川町内でも最高賞の県知事賞を受賞した山田錦を出した区画、字中堂で穫れた山田錦だけを使用し、３５％まで磨いて醸された「純米大吟醸袋吊り滓がらみ無濾過生原酒」です。醸造は、西灘と言われる、明石江井ヶ島の茨木酒造様で、令和４年から３年連続全国新酒鑑評会にて金賞受賞の実力蔵さんです。
この商品は、出来上がったお酒を大きな布袋に吊るし、その目から自然に滴り落ちたお酒だけを集めたもので、その目から米や酵母由来の滓が入り、うまみと甘みが強い、「吟米」シリーズ最高峰になります。
吉川町でも東部、旧奥吉川村地区の奥に行くほど土壌は粘土質が強く、肥料持ちもよい肥沃な土地とされており、そこで穫れる山田錦は他の地域に比べ、黒っぽく見た目がよくないと言われていましたが、その黒っぽい山田錦が高度精白に耐えうる米質を持つともされてきました。その旧奥吉川地区の最東部の地区にある、字中堂区画は特にその粘土質が強いとされています。