厳選した最高級の原魚──グチ、ムツ、オキギスを用い、昔ながらの本みりんや粗塩など、吟味を重ねた調味料で仕立てた逸品。熟練の職人が長年の技と感性を注ぎ込み、丹念に練り上げたすり身は、まさに手仕事の真髄。
蒲鉾の命は、”あし”と呼ばれるほどよい弾力と心地よい歯ごたえ。この仕上がりにこそ、職人伝統の技が光ります。蒲鉾づくりの要である「板付け」は、一人前になるまでに十年を要するといわれる匠の技。しなやかでありながら確かな弾力、噛みしめるほどに広が魚の旨みを感じられる逸品です。
1814年の創業より、小田原蒲鉾の伝統を守り続けてきた籠清が、真心と技を尽くしてお届けします。