たらこを見極め、技を重ねる。料亭の誇りが息づく“紡”の一腹。

■素材のこだわり
形が美しく、しっかりとした粒子感をもち、だしがよく染み込む成熟段階に達した北海道産のたらこのみを厳選。
だしには、鹿児島県枕崎で長年伝わる技法で作り上げられた荒本節（花かつお）と、稚加榮の料理に合うよう選ばれた純米吟醸酒「稚加榮」を合わせ、味わいに深みと奥行きを持たせています。

■技
使用する純米吟醸酒は、和食の技法「煮切り」によりアルコールを飛ばし、旨味を凝縮。
その煮切り酒を使用することで、だしの風味をより豊かなものとします。
長年の選別で培われた「目」によって選び抜かれた原料、独自の調味液の配合、一本一本のたらこに合わせた漬け込み時間の見極めで、最高の逸品に仕上げます。
繊細な技と経験が生み出す、料亭仕込みの味をご堪能ください。

■おもてなしの心
届いた瞬間に料亭の息遣い、心遣いが感じられるよう箱に詰める瞬間まで こだわりました。
手のひらに明太子をのせ、菜箸でなでるように形を整え、料亭でお料理を盛り付ける時と同じ心くばりで盛り込みます。
「紡」が大切な方への贈り物や食卓を彩る一助になることができれば幸いです。

■株式会社稚加榮とは？
博多料亭 稚加榮は、昭和36年に福岡の炭鉱王 中島徳松氏の持ち家を改装し、福岡市中央区大名に鳥料理店として創業しました。
その後、北九州において小倉店、八幡店をそれぞれ開業。
昭和41年には、全店を統合して株式会社 稚加榮として設立いたしました。
昭和48年以降に福岡・小倉店を増改築し、結婚式場と広大な生簀カウンターを設け、活魚、会席料理を中心とした博多料亭 稚加榮として新装開店いたしました。