自然と人の温もりが作り出した贈り物、高級銘菓『甲州百目枯露柿』をぜひご堪能下さい。百目柿をさらに、一手間も二手間もかけ我が子のように毎日お子守りしながら、山梨の自然と太陽の恵みをたっぷり浴びさせ、風味豊かな天然の甘みが粉となり綺麗に仕上がった高級銘菓『枯露柿』です。
お歳暮にもいかがでしょうか

■生産者の声
山梨県東部では秋、からっ風が吹くころになるとあちらこちらの軒先でオレンジ色のカーテンを見かけます。我が農園でも、秋は枯露柿作りシーズンです。畑から収穫した柿をまず一粒一粒、皮むきです。柿の渋が手につき、真っ黒になりながらの作業です。変色予防に硫黄で燻した柿をお日様があたる軒下などに干します。・・・冷たい風さん、おてんとうさま、柿を甘くしておくれ・・・冷たいからっ風と日中の太陽との恵みを受けて数週間。　吊るした柿が乾いてしぼんできたら、竿から降ろし今度は一つ一つコモの上に平らに並べます。そして、ここから約10間、毎日柿のお子守りです。暖かい日中、日向ぼっこしている柿を表裏返して北風にもあてて乾燥させ夕方には、毛布のお布団をかけてあげます。甘みを増して、粉がのってきたら缶の中で数日寝かせてあげて・・・あんなに渋かった柿が、山梨の太陽と北風とそして人の手の温もりによって甘い柿に・・・。やっと美味しい美味しい甲州百目の『枯露柿』の出来上がりです。自然と人の織りなす贈り物をぜひ、ご堪能下さい。

当園はやまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証を取得しています。これは、土の中の炭素の量を毎年4パーミル(0,4%)増やすことで、大気中の温室効果ガスの一つである二酸化炭素の量の増加を防ぐ、地球温暖化対策、SDGsの取り組みです。山梨県は日本の都道府県として初めて参加し(※)4パーミル・イニシアチブを全国に広め、地球温暖化を抑えるように取り組んでいます。※山梨県HPより