吉祥文様（きっしょうもんよう）とは、縁起がいいとされる動植物や物品などを描いた図柄。
このお皿に描かれた「雪輪(ゆきわ)」も、着物の図案としても季節や格を問わない柄としてよく用いられる文様です。
雪は「五穀の精」ともいわれ、その年の豊作をもたらす吉祥の象徴とされてきました。

雪が降った年は豊作になるという伝承にちなみ、雪の文様は豊穣を願う吉祥文様として、季節を問わず用いられています。
当窯の絵付け師が、本物の金粉を用いて、上品で華やかな雪輪を一つひとつ手描きしています。
金彩が施されていながらも、控えめで上品な印象の四寸皿は、和菓子はもちろん、プチケーキなどの洋菓子にもよく合います。
大切な人への贈り物としてもおすすめです。

◆伏原窯では、陶主が一つひとつ心を込めて手づくりしております。図柄は絵付け師が天然の釉薬・絵の具を使用して手描きしています。
また、すべての釉薬に天然灰を使用しております。そのため、同じデザインで作られたものでも、微妙な焼き上がりの違い、気泡、釉薬の色合い、濃淡の違いが出てきますが、それぞれの個性、趣としてお楽しみください。
◆画像はできるかぎり実物に近い色合いで撮影したものを掲載しておりますが、光の加減やご覧いただく画面環境などによって違って見えることがございます。予めご了承ください。

提供：水間焼伏原窯（みずまやきふしはらがま）