雪室がつくる、まろやかで澄んだ味わい

雪と共に暮らすまち、北海道沼田町。
この町には、1年を通して温度と湿度が一定に保たれる「雪室（ゆきむろ）」があります。
地域では、雪の力を活かした貯蔵庫として町民にも開放されており、さまざまな連携や活用が広がっています。

北海道内で自家焙煎を行うコーヒー店が、この雪室の特性に注目し、焙煎前のアラビカ生豆を約2か月半（1,500時間以上）低温貯蔵する取り組みをスタート。
雪室の安定した低温と高湿度の環境が、豆の内部にゆるやかな変化をもたらし、酸味と苦味がやわらいだマイルドな風味を引き出します。

こうして生まれた「雪町コーヒー」は、沼田町の雪が育むやさしい味わいとして人気を集め、
今では空の玄関口などでもお土産として親しまれています。

雪の恵みと人の技が出会って生まれた、心温まる一杯をぜひお楽しみください。

原材料：コーヒー豆
原産地：エチオピア
加工業者 ：天野珈琲