万田酵素を使うことで病気や虫に強く健康な稲を育てています。

お米の生産は福井市内の株式会社ペントフォークが自社の圃場で行っています。
福井平野の西側、九頭竜川のほとりに本社を置き、種まきから育苗、田植え、水管理、収穫、乾燥、精米、袋詰めまでを一貫して管理しています。

福井県には米作りに適した粘土質の土地が多く、水はけが良すぎない土地が水田に適しており、古くから米作りが盛んに行われてきました。
また、福井県の穀倉地帯に注ぐ「九頭竜川」は、福井県と岐阜県の県境付近を水源とする清流で、白山水系のきれいな水が米作りにそのまま使われるため、おいしいお米が育ちます。

通常、コシヒカリは5月の連休ごろに水田に植えるお米ですが、福井県で同じように植えると真夏の高温期に出穂してしまい、高温傷害が起こってしまいます。そこで、5月半ば以降に水田に植えて出穂時期をずらし、猛暑による高温傷害の影響を抑えています。
田植えの時期をずらしてコシヒカリの出穂を遅らせることで、より美味しい米作りをしています。

株式会社ペントフォークでは独自の取り組みとして、万田酵素を使用してお米を育てています。種もみを浸種する段階で万田酵素を配合し、発芽させます。万田酵素は、53種類以上の果実類、根菜類、穀類、海藻類などの植物性原材料を3年3ヵ月以上長期発酵・熟成させた植物発酵食品で、お米の生育に使用することで、病気や虫に強く、健康な稲を育てています。

収穫後のお米は、玄米の状態で低温倉庫にて温度１２～１５℃で保管。注文状況に応じて精米をし、常に新鮮でおいしいお米を提供します。

株式会社ペントフォークはITの導入や大規模化を図り、これからの時代に対応した農業の高度化を推進。原料生産にとどまらず、加工や販売、サービスまで展開する6次化に取り組み、農家ならではのこだわりを消費者に直接お届けしています。また、ベトナムで日本米の栽培や直売所を運営するなど、6次産業の輸出も行っています。

提供：七座堂

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