40年まえに絶滅したはずのメロンがあった

昭和の頃、メロンは果物の王様といわれていたそうです。特別のオーラがあったといいます。
数年前、「高松は美味かったなあ」という父の呟きが急に気になりました。
聞くと、純系高松メロン、渥美半島の高松の地で育てられた品種で今はもうないだろう、とのこと。無性に自分で作ってみたくなりました。
すると隣の村で40年間、女手一つで高松を作り続けてきた女性を発見、教えを受けることになりました。
その難しさは並大抵ではありませんでした。何度も心が折れそうになりました。
が、なんとか収穫まで漕ぎ着け、敬意を表して、隣村の名をとって「古田メロン」と名付けました。
幸い、世界的パティシエや料理の鉄人の方々にお褒めの言葉を頂きました。
翌年には小学２年生の時からメロンを作っている青年が手伝いに来てくれ、新たな展開を見ましたし、３年目は試練の年、半分近くのメロンを腐らせてしまいましたが、
その経験は4年目につながり、かなり納得のいく作物を生み出せたと自負しています。
さらに研究を重ねて、王様といわれるメロンを作って見せます。
生産者：石井 芳典

◆味の特徴
糖度は約15度。このメロンでしか味わえない上品な香りと旨味が、トロけるような食感と共に訪れます。

■生産者の声
メロンの生育に適した土に良質な有機肥料をくわえ、温室栽培しています。日々の細かな管理により、高品質なメロンを生産します。
賞味期限:出荷日+約1週間

■注意事項/その他
※追熟が必要です。
常温で追熟します。お尻を指で押し、少し柔らかさを感じれば食べごろです。2時間ほど冷蔵庫で冷やすと、より美味しくお召し上がりいただけます。
※画像はイメージです。

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