高知県 香美市
【土佐打刃物】 銀杏刃型 切り斧 刃長9cm 片手斧 枝打ち 薪割り 扱いやすい 土佐打ち刃物 黒打
- 寄付金額
- 50,000円
| 事業者名 | 奥宮商店 |
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| カテゴリ | 雑貨・日用品 その他雑貨・日用品 |
| 配送種別 | 常温配送 |
| 申込み条件 | 年何度でも申込み可 |
| 申込期日 | 通年 |
| 発送期日 | 寄附確認後、30営業日以内に発送予定
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| 内容量 | 1個
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枝打ちや薪割りに活躍する片手斧
・枝打ちや薪割りに活躍する片手斧
県土の多くを山林が占める高知県。
そのため、高知県では古くから山林関係の刃物が数多く鍛造されてきました。
長い歴史から「山林刃物なら土佐打刃物」といわれるほど、全国の方々に愛用されてきた土佐鉈ですが、種類によってその役割はさまざま。
この銀杏刃型(いちょうばがた)切斧は、枝を切り落とす「枝打ち」作業や細めの薪を割るときに便利な片手斧です。
斧には一般的に割斧(わりおの)と切斧(きりおの)があり、割斧は主に薪を割るのを目的としているので刃が厚く重いのに対し、切斧は刃が比較的シャープなので、対象物に食い込みやすく、枝打ちや薪割り以外にもアウトドアなど幅広いシーンで活躍します。
また、割斧に比べるとそれほど重くないので、女性でも比較的扱いやすいです。
刃の面には片面に3本、もう一方の面に4本の線がそれぞれ刻まれています。
これは諸説ありますが、安全を祈願して「身(3)を避(4)ける」という意味があったり、3本線は「御神酒(おみき)」を表し、4本線は「四気(よき)」で、「太陽、土、水、空気」を表しているといわれています。
※「四気」は「四大(地水火風)」を表しているという説もあります。
表面の仕上げは、土佐打ち刃物の特徴の一つでもある、黒い部分を残した「黒打(くろうち)」仕上げ。
この「黒打ち仕上げ」とは、刃物の仕上げ方法のことで、製造過程で黒くなった部分を残し、刃の部分だけを研いだものをいいます。
少し無骨で、「渋い」雰囲気が感じられる仕上がりです。
・刃の反対側は金槌代わりに使用可能
刃の反対側の「背部分」には、金槌代わりに使用できるように硬い鋼がつけられています。
この部分で杭などを打ったり、さまざまな用途で活躍します。
刃の鋼は、安来鋼(やすきはがね)の「白鋼二号」を使用。
炭素が多く含まれているので鋭い切れ味が得られるのと、研ぎやすさとを兼ね備えた鋼です。
保管時にも安心の、刃先をカバーするケース付。
刃は「両刃」ですので、左利きの方もそのままお使いいただけます。
伝統の技で鍛造された、土佐刃物の本格片手切斧。
枝打ちからアウトドアまで幅広く活躍する、心強い一本です。